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ソーシャルメディア漬けの生活を見直そう ~Steven Coronaは人生が変わった~

        

ソーシャルメディア元年といわれる2012年もすでに9ヶ月が経ち、気付いたことがある。
それは、ソーシャルが人生を蝕(むしば)んでいるのではないか、ということ。

意識して利用しないと、手遅れになるよ。

30days-without-socialmedia

ソーシャルメディア漬けの生活を見直そう ~Steven Coronaは人生が変わった~

2012年は映画「ソーシャルメディア」に始まり、ソーシャル元年と言われていました。FacebookにTwitterにゲームに!そしてスマートフォンの爆発的に普及も、ソーシャルメディアを後押ししている状況です。

今や生活に溶け込んだともいえるソーシャルメディアは、仲の良い友達とコミュニケーションを取れたり、憧れの有名人をこれまでにないくらい身近に感じることができたりと、とても楽しく利用できるサービスです。毎日アクセスしたり、スマホでついアプリを開いてしまう人も多いはず。

しかし最近は、一緒に楽しんでいたはずの人が一人、また一人とソーシャルメディアを去っていく姿を目撃する様になりました。例えばGoogle+で有益な情報を提供してくれていた彼女(?)もその一人。
【お知らせ】しばらくネットとは距離をおきます

正直よく見かける人が去っていくのを見送ることはさびしいことです。ですが、本日下記の記事を見かけ、以前から薄々感じていたことがはっきりと自分の中にも見えてきました。
「Twitpic」のCTOが30日間ソーシャルメディアをやめてみたら人生変わった話

薄々感じていたこととは、ソーシャルメディアが人生を蝕(むしば)んでいるのではないか!?ということ。

ソーシャルメディアが人生を蝕(むしば)んでいる

◆Steven Corona氏は”クリエイティブな活動を増やした”

lifehackerで取り上げられたSteven Corona氏は、1ヶ月ソーシャルメディアを辞めてみました。その結果彼は、「人生で最も意義深い1カ月」を手に入れることができた」と感じることができたそうです。

Steven Corona氏の詳細はリンク先を読んで頂ければ分かると思いますが、彼がソーシャルメディアを辞めて行ったことは、
・本を書き始めた
・瞑想をはじめた
・友達付き合いも増やした
・走った
などなど。それを彼は、”クリエイティブな活動を増やした”と表現しています。

さてこの記事から単純に感じることは、「ソーシャルメディアを利用している時間はクリエイティブではない」ということ。確かに、Facebookに流れてくる友人の近況や旅行の写真を眺めること、面白い画像や話が流れてくるのを読むことは、一種の情報収集であり、クリエイティブな活動ではありません。娯楽的な使い方ですね。

しかし、使い方(つながりの作り方)にもよりますが、最新のニュースであったり、独創的な考え方であったり、お洒落な写真であったり、クリエイティブなメディアとして活用することも十分可能です。

つまり、ソーシャルメディアは非クリエイティブなのではなく、どうも非クリエイティブに陥りやすいメディア、というのがSteven Corona氏の正しい体験なのだと思います。

◆ソーシャルメディアを時間の費やし方の観点で考える

ただ、その非クリエイティブに流れやすい性質もさながら、僕がソーシャルメディアの利用を見直した方が良いと思っているのは、その時間の費やし方の観点です。

例えばFacebookの使い方。Corona氏のようにChromeで「facebook.com」と打ち込んだり、ホームページにフィードが流れるガジェットを置いてみたり、エクステンションでアラートが出てみたり。スマホにアプリが入って入れば、ことあるごとにアラートが知らせてくれます。このような環境において人は、四六時中Facebookに入り浸るようになりました。休憩になればFacebookを開き、アラートが鳴れば確認し、トイレに行けばコメントを返し、時間ができればゲームもし、まさに浸ることのできる環境。ブラウザやアプリを開いていようがいまいが、興味のある情報は随時流れており、アラートは鳴って呼び戻され、無意識に生活に入り込んでくる、それがソーシャルメディア。

浸ることが問題なのではありません。”都度呼び戻される状態”が問題なのです。

◆ドラッカーの「時間管理」から見えた”細切れの時間”

ソーシャルメディアは、何をしていてもつい見に行きたくなってしまいますし、アラートが鳴ればつい見に行ってしまいます。このつい見に行ってしまう(行きたくなってしまう)際に発生している頭の切り替えに、大きな問題が存在していると僕は思っています。それはつまり、「累積時間」と「集中力」。

今回問題視している「累積時間」とは、頭の切り替え時間のこと。ソーシャルメディアのことが頭によぎること単体は大した時間ではありませんが、『さっきまで何考えていたんだっけ?』『次何をするんだっけ?』など思考の切り替えの際に発生する巻き戻し時間というのは些細なものに見えて、実は考えている以上に私たちの時間を消費しているのです。

また「集中力」は、集中を途切れさせ、思考の深堀を阻害しているということです。考えているところにアラートが鳴って呼び戻されていては、集中できません。集中できない環境を整備すればいいわけですが、便利なものをわざわざ不便にする人もなかなかいないでしょう。ソーシャルメディアが人生を蝕んでいるということに気付いていないのであれば。

実はこの辺りの考えをつなぐきっかけになったのが、ドラッカーの「時間管理」についての考え方でした。

私の観察によれば、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。何に時間がとられているかを明らかにすることからスタートする。次に、時間を管理すべく、自分の時間を奪おうとする非生産的な要求を退ける。そして最後に、その結果得られた時間を大きくまとめる。すなわち、時間を記録し、管理し、まとめるという三つの段階が、成果をあげるための時間管理の基本となる。(⇒ 引用記事

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つまり、細切れの時間をまとめることが大事なのにも関わらず、ソーシャルメディアは時間を細切れに奪っていっているのではないかと。それが、僕の言う”ソーシャルメディアが人生を蝕んでいる”という意味です。

Corona氏は「クリエイティブ」という表現を使っていましたが、ソーシャルメディアが奪っているというその問題のボトルネックは、「細切れにされてしまった我々の時間」なのではないかと感じました。

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